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38. スピーキングとテニスの共通点

皆さんこんにちは。HIRO(@takahiro_k18)です。

今週から野球のWBCが開幕していますが、残念なことにニュージーランドでは放送をやっておらず全く見れていません。ネットのスポーツニュースを通じて結果だけの確認となってしまっており非常に寂しい…

実は年明け頃には米国観戦も検討していましたが、MBAプログラムの開講と時期が重なってしまった為に断念。日本の活躍を遠くから祈ります。

 

”スピーキングとテニス”の共通点

野球と言えば、私はこのブログ上で英語の説明をする際に頻繁にスポーツの例を挙げさせていただいています。これは私が単純にスポーツ観戦が好きだからということもありますが、何より両者には”多くの共通点がある”からなのです。

そこで本記事では”スピーキングとテニスの共通点”について書いていきたいと思います。私は中学校ではソフトテニス、高校・大学と硬式テニスをやっていました。振り返ってみると、そのプロセスに”スピーキングとの共通点が多くある”ことに気づいたのです。

 

スピーキングはテニスの”ラリー”

まずスピーキングもテニスも、1人では成立しません。”相手が必要な行動”です。そして一方通行ではなく、相手との”インタラクティブなやり取り”を要求されます。こちらが打ち易いボールを打ってあげれば、相手も打ち返し易くラリーが続きます。(テニスのラリーとは、2者以上でボールを連続して打ち合うことを言います。卓球でも使われる言葉です)

テニスでは1球ごとに、『どこがいけなかったか、悪かったか』を常に考えながら修正を加えていきます。これはスピーキングでも全く同じ。『今の言い方よりも、こっちの言い方の方が相手に伝わり易かったんじゃないか?』『今の言い方とは別の表現もあるな』『なぜ伝わらなかったのだろう?』と常に修正を入れていくべきです。

伸びていく人は修正点をそのまま放置しておきません。この積み重ねこそが、自分の打ちたい(話したい)ボール(会話)を打てるようになる為の必須のプロセスなのです。イメージが湧いてきましたか?

 

”リズム・テンポ”の意識

多くの人を会話をしていると、話がスムーズに進む相手もいれば、なかなか噛み合ない相手もいませんか?なぜだろう?

この”違い”は相手の言葉が理解できなかったり、自分の言葉を理解してもらえない、喋る内容を考えすぎる等で生じる”間”にあると思います。短いながらも会話が途切れてリズム・テンポが”崩れてしまっている”のです。これは英語に限らず、日本語でも同じ。コミュニケーションで言葉が介在する場には存在するもの。

話し易い相手は、自分のボール(言葉)をすぐに打ち返してくれ、おまけに打ち返し易いボールを返してくれる。そのリズムに乗れて、テンポ良く自分も次の返球体勢に移れる。この”リズム・テンポ”は想像以上に重要であると強く感じます。

相手が打ち返してくれると、スライス等、ボールに緩急(変化)を加えてみる。それでも相手が拾って打ち返してくれるとラリーが更に楽しくなります。

人は皆、相手のことを”ラリーし易い人間かどうか無意識のうちに見極めています”。裏を返せば、”相手も自分のことをラリーし易い相手かどうか無意識のうちに見極めている”ということになります。

 

音楽は”音の繋がり”からできている

音楽は1つ1つの”音の繋がり”からできています。その”間”が不自然であれば、音楽ではなく雑音に変わってしまいます。無機質な音でも、繋がり方次第では”音楽”となる。逆に1つ1つが心地よい音であったしても、繋がりぎこちなければ音楽にはなれません。それだけ発声と聴覚を使うスピーキングにおいてもリズム・テンポを保つことは重要な要素であるということです。

 

”正しい英語を話さねば”という強迫観念

そのリズム・テンポの前に立ちはだかってくる壁。それは『正しい英語を話さなければ』という強迫観念。特に受験勉強で文法にしっかり取り組んで来た人ほどこの傾向にあると思います。

正しい文法を話そうとすると何が代償となるか。それは考える”間”です。これが上記で述べたリズム・テンポを崩す要因になり得ます。考えている自分側から見ると相手が理解しやすいように組み立てている”善”の行為だと思いますが、相手からしてみればリズム・テンポを崩されている”悪い”状態になります。

もちろん極力正しい英語を話そうとすることは必須。でも意識しすぎては駄目なのです。文法は多少間違っても問題ありませんので、ラリーのテンポとリズムを意識してみて下さい。きっと会話が弾んでいくはずです。

 

試験では”柔軟な対応力”が求められる

テニスの試合では、練習とは異なり、ボールが飛んでくるコースは予測に頼るしかありません。練習ではボールが飛んでくるコースが分かり、準備もできるので、フォームを崩されることなく打ち返すことができます。一方で、試合ではその都度コースを予測し柔軟に対応していくことが求められます。

英語の場合、決まり表現を練習している場合は、練習に該当します。学校の教科書の会話内容に沿って2人で練習するときですね。この場合、相手の質問内容等が予め分かるので返答も準備できます。極端に言えば、丸暗記でも通用します。

しかし、それ以外の会話では自分で予測し、配球を組み立てていかねばなりません。これが言葉の”運用能力”です。特にIELTS等の試験では全く予期していなかったボール(質問)が飛んで来ることも多くあります。私の友人の1人にIELTS試験本番で『なぜ多くの人はチョコレートが好きなのか?』という内容で2分間のスピーチを求められた人もいます。この様に返球し辛いボールにも対応していく資質が試験では求められています。

 

ここまで書かせていただいた様にスピーキングとテニスでは多くの共通点があります。ここ最近、”一見異なる物事でも実は多くの共通性がある”ことに気づく機会が増えてきました。また機会を作って別の物事の共通性についていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Takahiro Kobayashi
@takahiro_nz

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