IELTS

24. ボキャビルと筋トレの共通性

皆さんこんにちは。HIROです。

前回のブログでは、隙間時間という資産を上手く活用することは人生レベルで極めて重要なテーマである、と書かせていただきました。日常の隙間にできる小さな時間を活用できている人とできない人の間にはやがて逆転不可能な差をもたらします。

今回の記事では、その例として最後に挙げさせていただいたボキャブラリーの強化の重要性に関して書いていきます。本日の内容は(も)、英語学習者にとって非常に重要なお話となります。国内学習者、留学者に関わらずです。

 

筋肉強化=ボキャビル

まず、説明を始める前に、ボキャブラリー強化について、このブログではボキャビルという名称で統一させていただきます。(vocabulary buildupの略です)

そして、これは単語だけでなく、Idiom(イディオム)やPhrasal verbも含んでいる言葉と覚えて下さい。Phrasal verbとは、複数の言葉を組合わせて1つの動詞としての役割を果たすというフレーズ。例えば、 turn on/ offやtake care of。これを前提に話を進めていきます。今日もスポーツを例に挙げて説明させていただきます。

『筋肉強化=ボキャビル』

いきなりですが、これがこの記事の内容の本質になります。スポーツの場合、なぜ筋トレが必要になると考えたことはありますか?怪我の防止という目的もあるでしょう。

ですが1番の目的は”できる範囲を拡大”すること。つまりパフォーマンスを高めることにあるのではないでしょうか。

 

ダルビッシュ有選手の肉体改造

例えば野球。

現テキサスレンジャーズに所属するダルビッシュ有選手が日本ハムファイターズでプレーしていた際の2010年オフ肉体改造に着手し、翌年2011年には豪速球投手となりました。もともとそれまでも彼の球速は他の選手と比較しても断然速かったのですが、投球の変化球主体での組み立てでした。

事実本人も以前のインタビューで自身を変化球投手と表現します。するとどうなったか。野球に詳しくない方でもご察しの通り、肉体改造前にも、抜群のパフォーマンスで圧倒的な成績を収めていましたが、筋肉が強化された結果、さらに投球の幅を広げることに成功したのです。

そして圧倒的な成績を手形に、2011年のオフにメジャーリーグへ移籍。メジャーリーガー相手でもパワーピッチングを展開、移籍2年目にはアメリカンリーグ最多奪三振のタイトルを獲りました。私は専門家でも何でもないので筋肉と球速の直接的な因果関係は分かりません。

しかし彼が筋肉を鍛えたことにより、投球フォームの歩幅を広げたり、テイクバックを変えたり等(これらは実際にはやっていないかもしれませんが)、今まで出来なかったことができるようになった為に、球速という根拠(数字)に表れているのです。それがプレーの幅を広げ、パフォーマンスを高めるということ。

 

ボキャビルは英語の全てに波及される

英語に話を戻します。ボキャビルという筋肉が増えると何が起こるか。表現できる言葉の引き出しが広がりますね。これは理解し易いかと思います実はこの他の効能もあるのです。ここからがこの記事で私が述べたいことです。

まずは耳から聞いてキャッチ出来る表現の量も格段に増えます。つまりフィルターの網目が細かくなり、獲れる魚(英語)の量が増えるということ。つまり今まで聞き逃していた表現を吸収出来るようになるということ。

経験値1の獲得です。

これはリーディングでも同じ、今まで読んでも意味が分からずスキップし、後で意味を調べようとしていても結局調べなかった単語が読めるようになる。

経験値1の獲得です。

つまりボキャビルを行うことで、それまで存在しなかった確認作業→記憶というプロセスが新しく生まれるということです。要するに今まで逃していたことを、経験として蓄積できるようになるのです。そうなると頭に蓄積される表現が増えるのは言うまでもありません。

つまり、表現の引き出しが増えるだけでなくリスニング、リーディングからの恩恵が得られるようになります。もちろんライティングでも使える表現が増え、単調な文章から脱却できます。IELTSではこれが高得点のポイントになります。

 

ボキャビルの放棄は、アスリートの筋トレ放棄と同じ

ライティングの文章見るだけで、その人がどれほどボキャビルに力を注いでいるかは一目瞭然。文章にもボキャブラリーの蓄積量は顕著に反映されます。ライティングは誤魔化しが効かないですからね。

このように今まで経験値として蓄えられなかったものを経験値1として蓄えられるプロセスが新しく増える。その結果、脳にもどんどん蓄積されていき、スピーキングでもライティングでも使える表現も増えていく。ポジティブな成長サイクルに入れる。ここにボキャビルの真の意味があると私は思っています。

つまりボキャビルを放棄することは、アスリートが筋トレを放棄するのと同じ。パフォーマンス向上の放棄です。皆さんにはこの点を意識し、ボキャビルを積み上げてもらいたいと考えています。しかし私は机に向かって単語を勉強するのは気が進まないんです。

 

隙間時間を有効活用すること

じゃあどうしてるか。そこで前述の隙間時間の登場です。私は単語王2202という単語帳を大学受験の頃から現在にかけても使用しています。この単語帳は別売りで単語カードが売っており、私はそのカード常に持ち歩いて電車やバスの待ち時間はもちろん、レストランで食事を待っている空き時間にも使用しています。するとその隙間時間が意味を持つようになる。

私はアナログの単語カードがやりやすいので、これを継続していますが、今は単語を覚えるアプリも充実しているので、こちらで試してみても良いと思います。いずれにせよ、大事なのはボキャビルを実施し続けること。

 

『継続は力なり』

1週間に1日3時間よりも、1日30分6日の方が確実に効果的だと思います。私の場合、継続する仕組みが隙間時間の活用なのです。1日の中で隙間時間が生まれない日はそうそうないですからね。

『隙間時間=単語やらなきゃ』こう習慣付けています。これが圧倒的な英語力を身につける為に今からできること。やるか、やらないかはご本人の価値観で判断し、必要と思われれば試してみて下さい。英語学習者でなければ、本を1ページだけでも読む等、隙間時間を生きた時間にする意識を持って下さい。

ただ、今日はこんな話があったことだけは覚えて寝てくださいね。私は今日の記事の事はいつもにも増して大事な事だと思っていますので。それでは明日からまた1週間を充実させましょう!!

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Takahiro Kobayashi
@takahiro_nz

  • 【ブログ更新】#248. ダルビッシュ有選手から学ぶ『マインドセット』 https://t.co/ME3tKhXIKq
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