IELTS

#16. IELTSライティングTask2 【まとめ】 4/4

今日はIELTSライティングTask2に関する”まとめ”を書かせていただきます。

本日でこのトピックは一区切りとなります。

IELTSのライティングではTask1とTask2でトータル60分の時間が与えられます。しかし、トータル55分間の試験とお考え下さい。なぜなら残りの5分間は新しいことを生み出すのではなく、55分間で既に生み出した内容を洗練させる為に使うべきだからです。

最後の5分間を下記のように使えれば理想です。これは主にグラフを説明するTask1にも役立つ内容ですので、是非参考にして下さい。5分間は短いようですが、活用方法次第で宝の時間となります。

まず基本的なことですが、文字数が十分かどうか確認すること。

内容に関わらず文字数が足りていないだけで大幅に減点されます。まずは内容を評価してもらえる挑戦権を得ること。それがTask1では150文字以上、Task2では250文字以上となります。

もちろん1文字1文字を数えていたらこれだけで5分間を浪費してしまいます。ある程度の正確性と手っ取り早さを兼ね揃えた方法として、自分の1行の平均文字数を出して、そこに書いた行数を掛けると言うものです。

平均文字数の算出の1つとして、1行目+最後の行を足して2で割り、その平均値を出す方法があります。

例えば、1行目が10文字、最後の行が10文字ならば合計18文字。これを2で割ると平均9文字となります。30行かいていれば9×30=270文字となります。ご察しの通り、正確な文字数を計算することはできません。

しかし、目的は規定文字数に届いているかどうかの確認です。正確な文字数を計算することではありません。規定文字数に届いていない場合はもちろん、微妙な文字数であったとしても、1文でも追記すれば8-10文字は稼げます。

追記できるスペースがなくとも、既に書いた文章を消すのは時間の無駄です。追記したい箇所に*(アスタリスク)を書いて、解答用紙の下部にも*を書いてそこに追記内容を記入すれば問題ありません。

また、書いた内容を修正したい場合、横線で消せば問題ありません。ライティングで消しゴムを使う必要はありません。これで10秒は生み出すことができます。たった10秒ですが、5回、6回積み重なりで1分です。1分あれば2文は書けるので、16-20文字くらいは変わります。この差は大きいです。

エッセイのタイトルは不要。問題を読んだら、イントロダクションに直接入って下さい。

また、IELTSではシャープペンシルの使用は許可されておらず、鉛筆での記入となります。普段から鉛筆で書いて違和感を取り除いてあげて下さい。

文字の記入で注意していただきたいのが、読みやすい字を書くこと。採点者は言うまでもなく皆さんと同じ人間です。当然多くの受験者の採点を行うので疲れます。そこで読みにくい文章が来たとなれば、じっくり解読してまで点数はくれないと考えた方が賢明です。

更に、これはライティングのみならずIELTS全体に言えることですが、不正対策が非常に厳しいです。日本のTOEICの比ではありません。パスポートを忘れれば受験は出来ませんし、試験当日の顔写真撮影、アイスキャンだけでなく、さらに指紋も2度ほど採られます。

もちろん試験中にトイレに行くことは可能ですが、会場に戻る際に再度も似たような確認を要求されるので時間の無駄。一旦試験が始まってしまえば最低3時間以上は休憩できません。前日から摂取する水分量は意識して減らした方が良いです。

ペットボトルも透明なもののみ試験会場への持ち込みが許可されています。携帯はもちろん不可。バッグにしまい別部屋で保管されることとなります。つまり、鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、パスポート、透明のペットボトルのみ持ち込みが許されています。

話が逸れましたが、ライティングに話を戻します。Task2では主に社会問題について同意または反対かを求められますが、仮に賛成できなくとも攻撃的な意見はNGです。もちろんトピック次第で反対側でエッセイを書く場合もありますが、人格を否定するような極端な意見は書いてはなりません。

またall、every等の例外を許さない表現やmust、have to等の義務を表す表現も控えた方が賢明です。

例を挙げると

All country must have capital punishments to reduce crimes.(全ての国が犯罪を減らす為に死刑制度を持たなければならない)

この場合、主語にはmany /most等の形容詞を、動詞にはcould/ would /might/ may等の助動詞を使用して表現を柔らかくして下さい。

更に文法に関しても要チェックです。

主語と述語の抜けがないか。逆に副詞なのに主語と述語を使用していないか。例:(誤)However I tried→(正)However, I tried

名詞の単数・複数に間違いはないか。一般論等はpeopleやcomputersと言った複数形で書く。

スペルミスはないか。

時制。現在時制、現在進行形、現在完了形、過去形、willやbe going toの未来時制等。

冠詞。特定のものや、1つのものに関してはtheを使用する。

接続詞・副詞が適切に使えているかどうか。

代名詞を使用しているか。アカデミックな文章では、名詞を活用して同じ言葉の繰り返しを避ける必要があります。

ここ3回のブログでは海外留学の効率性の例を挙げ、自分の意見を述べるパターンでポイントを説明してきましたが、Task2では解決可能な対策を提示するというパターンもあります。

例えば

・多くの交通事故の発生原因にはどういったものがあるか。また、それを減らす為の対策はどんなもの有効か。

・世界中で多くの犯罪の大きな要因は何か?またそれを防ぐにはどうするべきか。

若者が今日直面している問題はどういったものがあるか。それに対する対策も合わせて提示すること。

ストレス社会の現代社会において、どのようにタイムマネジメントをするのが有効か。

Tertiary education(第三期の教育、中等教育を終えた人を対象にした教育)に向け、それまでにどのようなことを身につけておく必要があるか。

ざっとこんな内容が問われます。日本語で書けと言われてもスラスラ書くのは難しいかと思います。普段から社会について問題意識と当事者意識を持ち考えを温めておくことが大事です。

解決策提示パターンに有効な表現には下記のようなものがあります。

There are several ways to solve (reduce /control /limit) this problem(issue).

In order to solve this problem we(the government/people)should(could/ought to /need to)+動詞

Perhaps, we(people/parents) could +動詞+名詞(または動名詞)+should be prohibited(outlawed/made illegal)

It is clear that something should be done about this problem.

Step should be taken to solve this problem.

One possible solution could be to 動詞…

I would strongly recommend suggest that 主語+動詞

この3日間に例を用いて説明させていただいた賛成・反対パターンについて、例えば下記のようなトピックが与えられたとします。

16歳以下でも保護者同伴であればナイトクラブにも入場許可すべきかどうか。

注意していただきたいことは、単に賛成か反対かを聞かれるだけでなく。どれくらいの賛成かもしく反対なのかと聞かることもあります。絶対的に賛成なのか、反対意見にも譲歩できる点はあるのか、質問内容に沿ったように意見を述べるよう注意して下さい。

文章構成において、詳細、証拠、理由、対比等を用いて論理的に自分の主張・意見をサポートすることお忘れなく。一貫性は大事なポイントです。全ての文章は各々の役割を持っている。この考え方はリーディングの読解力向上においても大きく生きてきます。

賛成・反対パターンでの質問のされ方には下記のようなパターンがあります。

・Do you agree?
・How far do you agree with this agreement?
・Which attitude do you believe to be correct?
・Do you regard this as a good ides?
・What is your opinion?
・To what extent do you agree or disagree?  (To what extent=How far) どの程度か?

完全に同意する場合にはtotallyやabsolutely等の副詞を使って下さい。また、どちらとも言えない場合、両方の面のメリットやデメリットを用いて、主張を展開して下さい。自分の意見の主張には、下記のような表現が使えます。

・In my opinion
・I strongly believe
・In my view
・From point of my view
・It seems to me that
・It is obvious that
・I do not hold any strong views on this matter
・Both sides of the argument have merits
・After considering both sides of this issue, I believe that

最後に、問われるトピックについて書かせていただきます。

暗記は応用が聞かないですし、時間に追われている緊張で当日ど忘れする可能性も十二分にあるので別の方法に時間を使った方が賢明です。

下記のCommon toipcをざっと挙げましたので、回答の方向性やネタを準備しておくと良いと思います。もちろんスピーキングへの相乗効果もあります。

Computers
Television / The media/ Application
The role/ Influence of technology in modern life
Nuclear energy/ Technology
Overpopulation/Aging society/ Trafic congestion
The environment/Pollution/Natural disasters
The use/destruction of world’s resource
Animals/Zoos/Exploitation/Extinction
City life/Urban life
Transport/ Traffic problem/Public transportation
Social problems

Education/Conclusory/Single sex or Coeducational/Learning in another country/Assessment/ Rules of school/Uniform/Co-education/Private school
Health/Disease/The elderly/Smoking/Second hand smoke
Driving/Safety/Rules and regulations /Drinking and driving
Crime/ Youth/Drugs
Families/Youth problems/ Marriage and divorce/Relationship /Gender roles
Government and its role in society/Welfare/Laws/Freedom (of speech)
Tourism and its effects
Ethics-being a good citizen/ The importance of telling the truth

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Takahiro Kobayashi
@takahiro_nz

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