IELTS

#13. IELTSライティングTask2 【イントロ】 1/4

さて、本日の記事の内容ですが、タイトルに記載しましたとおりIELTSのライティングのTask 2のポイントについて本日から4日間の4部構成で書いていきたいと思います。

Task2はTask1よりも重要です。

なぜなら総得点に閉めるTask2の比率は66%(40分 250文字以上)。Task1は34%(20分 150文字以上)となるからです。基本60分以内に書き終わればどちらから取りかかってもOKなので、その日の内容を見てご自身から見て簡単そうな方から開始して下さい、もしTask1と2を見てどちらから書こうか迷った場合、Task2から取りかかることをオススメします。

最低文字数はご覧の通りですが、もちろん数えている時間などありません。各個人の文字の大きさにもよりますが、1行に書く文字数はおおよそ同じくらいになるかと思います。私の字の大きさの場合1行8-9文字程度ですので、つまり最低32行書けば250字の条件を満たすという計算です。”行”だけなら20秒で数えられますので、皆さんもご自身の1行がどれくらいの文字数をお持ちなのか数えてみて下さい。

Task2のポイント紹介は下記の3つを予定しています。

1日目 Introduction(イントロダクション)

2日目 Body paragraph(ボディパラグラフ)

3日目 Conclusion (結論)

4日目 全体のチェックポイント(まとめ)

IELTSのライティングだけでなく、他の分野のライティングでも応用可能な内容にしていきたいと考えております。それでは本題に入っていきます。

先日のブログでも紹介させていただきましたが、IELTSのTask 2は社会問題や環境問題がメインのトピックとなります。Task1のグラフの翻訳とは異なり、自分の意見が求められるので難易度が上がります。

パターンは大きく分けて下記AまたはBに分類されます。
Type A 自分の『意見』を主張し、その意見をサポートしていくパターン

  • Agree or disagree(賛成または反対とその理由)
  • Advantage or disadvantage(長所または短所)
  • Benefits or risks(恩恵またリスク)

Type B ある社会問題やシチュエーションを取り上げ、それに対する原因や実現可能や効果的な解決策を提示するパターン

  • Problem and possible solution(ある状況における問題とその実現可能または効果的な解決策の提示)

ともに最低250文字での記述が求められています。

まずIntroduction(以下、イントロ)の『目的』から説明します。もちろんイントロは『目的』が込められているので置かれる訳です。目的が無いならば、単刀直入に本題に入れば良いだけですよね。

でもわざわざ説明するの理由は、『目的』を理解した上で取り組むことは効率的に吸収する為には不可欠と考えるからです。これは英語だけに限りません。

『なぜこれを行う必要があるか、この目的・役割は何か?』

これを納得した上で取り組むことで、練習が意味を成します。

イントロを書く目的は下記3点です。
①エッセイのトピック(本題)の導入
②本題の中の主題・論点の提示
③書き手の意見の主張またはエッセイの方向性の提示(ガイドライン)

ライティングのイントロは通常全体の文量の5%程度と言われています。(3,000文字のエッセイであれば150文字程度)でもIELTSは最低250文字。5%だと12.5文字と1文程度しか書けません。これではさすがに短すぎます。

IELTSのライティングTask2のイントロに関しては30-50文字(3センテンスほど)で書くと、全体のバランスが良くなります。ask2に費やせる時間が40分ということを考慮するとトータル250-270文字を目指して書くことになるからです。

皆さんは『じょうご(漏斗)』というものを知っていますか?

漏斗とはペットボトルなど口の小さな容器に液体を注ぐ際に使用する道具のことです。

英語ではFunnelと言います。

まさにイントロはこのFunnelのイメージなのです。最初は大きな一般論で入って→次第に内容を絞って、そのエッセイの主題・論点を形作っていきます。

例を挙げますと

以下について自分の意見を述べなさい(※実際には英語で書かれています)

The number of people who study English as a second language have been rising lately. Which do you think is better for people to learn in a different county or staying at their hometown?(近年英語を第二言語として学ぶ人は増えいるが、留学と母国どちらで学ぶのが良いと思うか?)

これに対する回答として、留学する方が良いと考えたと仮定しましょう。下記のような文章が効果的です。

Recently,  an increasing number of people have been studying English as a second language. Many people believe that studying abroad is more effective than (studying) in their hometown. That is because people can get many opportunities to use English in daily life if they live in a country where English is widely spoken.

1文ずつの『役割』を見ていきましょう。

Recently, an increasing number of people have been studying English as a second language.(最近はますます多くの人が第二言語として英語を学んでいる)
これが問題文でも言われている世間一般の主張ですよね。こんな世の中ですよね〜という背景の説明を問題文を言い換えることで行っています。そして本エッセイのメイントピックであるStudying Engkishを導入しています訳ですね。これはIELTSライティングTaske2の後編で説明させていただきますが、パラフレーズと言って別のフレーズで同じ意味を言い換えているだけです。全ての語句を言い換える必要はありません。

※世間一般の主張では、主語を複数形で書くのを忘れないで下さい。例:Students, People, Childrenなど

次に

Many people believe that studying abroad is more effective than (studying) in their hometown.(多くの人が海外留学の方が母国で学ぶよりも効果的だと信じている)
これは一見一般論に見えますが、書き手の意見の主張になります。(母国で学ぶ人が効果的という人も中にはいると思います)メイントピックのStudying Engishについて、留学と母国で学ぶことの比較を提示し、少し細かく内容を見ています。

これはThesis themeと呼ばれており、日本語では主題文となります。この点についてエッセイで述べていきますよという論点を含んでいる重要な文章です。この主題文にのちのち肉付けをして主張を展開していきます。

『海外留学は英語を学ぶ為に効率的かどうか』

ここがこのエッセイの論点です。

最後の文

That is because people can get many opportunities to use English in daily life if they live in a country where English is widely spoken.
(なぜなら、日常生活の中で多くの英語を使う機会を得られるからだ)
理由を用いて自分が述べた第2文のサポートしています。これも書き手の意見。第2文を主張した理由・根拠を説明している役割になります。

この3文で構成されるイントロから、①ますます多くの人が英語を第二言語として学んでいる世間で言われているという背景。そんな社会の中、②日常生活で英語を多く使う機会のある留学の方が母国で学ぶよりも効率的である、という書き手の意見&そう考える理由を読者に発信しています。この内容について、次のパラグラフから説明を展開していきますよ〜と説明する役割がこのイントロが置かれている目的です。

ここでの大事なのは、このエッセイの論点を読者に提示しているかと言うこと。
上記の例題だと、第二文のStudying abroad is more effective than (studying) in their hometownが本エッセイの論点になります。

イントロの役割のイメージが湧いてきましたか?このように文章は少ないですが、エッセイの話題・論点の導入やエッセイ全体の方向性を提示するガイドライン的重要な役割を果たすことを頭に入れておいて下さい。

ちなみに一般的な主張は下記のような語句を主語に用いて表す事が可能です。多くの人がこんなこと言ってますよね〜という話題の導入する役割を果たす文章です。世間一般の主張では、主語を複数形となります。

Many people
Most people
Increasing people

またThesis theme(主題文)には下記のような単語が使われます。

effect(効果的)
result(結果)
factor(要因)
aspect(側面)
phenomenon(現象)
important(重要)
advantageous(有利な)
benefit(利益)
beneficial(有益)
valuable(貴重な)
useful(有効)
harmful(有害)
problem(問題)
dangerous(危険な)
disadvantageous(不利な)
detrimental(有害な)
damaging(損害を与える)
drawback(欠点)

次回はエッセイのメインデッシュであるBody paragraph(ボディパラグラフ)についていきますので引き続きよろしくお願いします。

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