IELTS

#15. IELTSライティングTask2 【結論】 3/4

本日はIELTSライティングTask2のConclusion(結論)について書いていきます。

昨日、おとといとイントロダクション、ボディパラグラフ(BP)について書かせていただき本日が最終パートとなります。明日は全体のチェックポイントを書かせていただく予定です。

本日も毎度おなじみの『目的』から入っていきます。なぜこのパラグラフが置かれるのか?何の目的で置かれるのか?ここを理解した上で学習に取り組むことは理解を早めます。

結論の目的、それは、結局このエッセイを通じて述べたかったこと、私の意見・主張はこういうことです、というまとめ(要約)となります。こちらは日本で聞く起承転結の『結』に該当します。日本の方にとっては一番馴染みの深いパートですよね。

IELTSライティングTask2 前編では、イントロはFunnel(じょうご)のように徐々に話を狭めていくというお話をさせていただきましたが、結論パラグラフその逆。Funnelを逆さにしたようなイメージ、つまりイントロで導入&絞り込み、BPで材料を用いてサポートしてきた主張の絞り込みを解いてあげるイメージです。

結論パラグラフの文字数はイントロと同じ30-50文字程度(3センテンス程度)を目安として下さい。長過ぎる結論はIELTSでは好まれませんしエッセイ全体のバランスが悪くなります。簡潔にまとめることがポイントです。

故に、新しいアイデアについては結論パラグラフでは不要です。今まで主張してきたことの繰り返しで十分です。

ちなみに結論を導く際には下記の様な語句を使うことができます。各々の語句のお尻にはコンマを付けるようにして下さい。

In conclusion,
To sum up,
In summary,
To conclude,
Overall,
In general,

結論パラグラフでは、ここまでイントロで導入&絞りこみ、BPで材料を用いてサポートしてきた主張を簡潔にまとめるとお伝えさせていただきましたが、ここで注意してもらいたいことがあります。それはそのまま同じ言葉で繰り返すのはNGだということ。

必ずパラフレーズを使用して繰り返して下さい。

パラフレーズとは、別のワードだが、同じ意味を表すフレーズのことを言います。

例えば

I couldn’t go out due to the heavy rain.(大雨で外出できなかった)

これを別の言葉を書いて同じ意味に書き換えてみます。

The heavy rain prevented me from going out.

こちらはいわゆる無生物主語という表現して、大雨を主語にした文章で同じ意味を表しています。

他には

I couldn’t go out because it had been raining heavily.

これも同じ意味を表します。私はLEGOの組み替えの様なイメージを持って書き換えています。

Synonym(同義語)は別の単語で同じ意味を持つものを指します。例を挙げるとは『達成』という意味を表すSynonymは下記のようなものとなります。

attain
accomplish
reach
meet
achieve

このように同じ意味を持つ単語の仲間がSynonymとなります。

パラフレーズはこの言い換えの文章版と考えて下さい。これはIELTS全体において不可欠なスキルとなります。これが得意になるとリーディング、リスニング、スピーキングでも確実に生きてきます。それと日常生活の中でも言葉の引き出しが格段に増えます。

全ての言葉を入れ替えるのは難しいと思いますので、Synonymを使ったり、語句の順番を入れ替えたりして全く同じにならないようにできればOKです。(上の例のように)

実際に例を挙げて説明していきましょう。

In conclusion, it is the best for people who want to learn English to study in a country where it is widely spoken. If people do this, they can learn it very efficiently. Thus,  it is likely that increasing number of people will learn English in this way in the near future.

こちらが、これまで説明させていただいたイントロ、BPに続く結論パラグラフとなります。

1文ずつ見ていきます。

In conclusion, it is better for people who want to learn English to study in a country where it is widely spoken.(結論では英語を学びたいと考えている人は英語圏で学習する方が良い)

繰り返しますが、結論はこれまでBPでサポートしてきた主張を大きく展開して要約していきます。イントロで英語を学習するならば、国内での学習よりも留学する方が効率的であると論点を提示し、BPで考える理由、具体例、対比を用いて、この論点をサポートしてきました。

この第1文の目的は、再度この念押しとなります。結論は、ここまで色々述べて来た通りやはりこうなんですという念押し。読み手の理解の軌道修正のようなものです。

続いて第2文

If people do this, they can learn it very efficiently.(もし人々がそう(留学)するならば、効率的に学ぶことができるだろう)

ここでは直接法(仮定表現)を用いて内容を繰り返し、第1文のサポートという役割を果たしています。サポートの手段として、If を使用するSecond conditional(仮定)の手法は未来について表す際に頻繁に使われます。本文は直接法であり、仮定法とは異なりますので注意して下さい。

直接法は、実際に起こりうること(現在時制)

仮定法は、現実とは異なること(過去時制)

を表す文章です。

そして最後の文

Thus, it is likely that increasing number of people will learn English in this way in the near future.(従って、この方法で学習する人数は将来増えていくだろう)

これが最終結論。これまで国内学習よりも海外留学の方が効率的であると様々な要素を用いて説明してきました。そして将来はこうなるだろうと、大きな主張(イントロ第1文の一般論と同等レベル)に展開して締めています。上記でも述べた、イントロで導入&絞り込み、BPで材料を用いてサポートしてきた主張の絞り込みを解いてあげるイメージ。BPの日常生活というメインアイデアからより大枠の主張となっています。

この文章の役割は、書き手の最終意見となります。ここまで色々説明してきたことを含めて、将来こうなるだろうと書き手は考えているのです。

また、今までの主張をまとめるときThisという代名詞はまとめワードに非常に有効です。do this、this way等で書くことで時間の短縮にもなりますし、何よりセンテンスがシンプルとなりくどくなく読みやすいからです。読み手にとって理解しやすい、読みやすい文章を書くこと、これは良い書き手に求められる不可欠な要素です。

最終文章で使われた将来はこうなるだろう、だからこうすることを勧める、と言ったような言い回しはエッセイをまとめるのに有効な手段です。ここに自分の最終主張・意見を含めることとなります。ただし注意していただきたいのが、長くなりすぎないよう、かつパラフレーズを用いて書くこと。ここを頭に入れておいて下さい。

IELTSライティングTask2の結論パラグラフのイメージが湧いてきたでしょうか?このブログでご紹介させていただいた内容を意識した上で練習に取り組むことで、ポイントの早期理解に役立つと思います。

次回はIELTSライティングTask2における全体のチェックポイントについて書いていきます。

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