IELTS

#45. IELTSライティングTask1 【グラフ問題】 3/5

本記事はIELTSライティングTask1のグラフ問題における前回記事のBPの続きと、パッセージの最後の要約のパラグラフを書いていきます。

まずはここまでの簡単な復習

イントロは、与えられたグラフが”どんなことを説明しているものなのか”を改めて自分の言葉で説明するパラグラフとなります。改めてと言っても、1から自分で考える必要はなく、問題で与えられる説明をバラフレーズで言い換えればOKです。

The pie charts show the main reasons for migration to and from the UK in 2007.(円グラフは2007年の英国の移民の主な理由を説明しています)

という問題文が与えられた場合、

The pie charts illustrate the primary reasons why people migrated to and from the UK in 2007.

が回答の1つとなります。

そして、原則、「過去時制」で文章を構成します。

何故なら過去のデータが扱われる可能性が高いからです。未来の予想が出題された場合は、is predictied to doを使用して”〜と予想されている”と表現するようにしましょう。willやis going to doは確定要素が強いので適しません。

次にBP。BPで書くべきことは、与えられたグラフの中の”大きな変化”または”共通点・相違点”となります。

変化を表す場合、形容詞+名詞(例:considerable increase)と動詞+副詞(例:increased considerabley)の表現が効果的です。

書き出す要素を見つけたら、そこを掘り下げていく

Main reason for migration to/from the UK in 2007
Reasons Immigration Emigration
1.Formal study 26% 4%
2.Accompany family 15% 13%
3.Looking for work 12% 22%
4.Definite job 30% 29%
5.No reason stated 6% 18%
6.Other 11% 14%

実際は上記を円グラフだと思って読んで下さい。(まだブログ上で円グラフの作り方が分かっていないので、後日改訂します)まずグラフを見たときに探すべきポイントは何だったか覚えていますか?

その答えは”大きな変化”または「共通点・相違点」でした。この表ではどの箇所がそれに該当するか分かりますか?

はじめに、この表は「変化を表すものではない」ということが分かればOK。同じ期間の2つの別のことを比較しているものですので、探すべきは”共通点”と”相違点”になります。グラフを見た瞬間に見つけ出すべきポイントが判断できるようになれば時間が節約できます。

まずは共通点から見ていきます。Accompany/join とDefinite jobの数値が似通っていことは一目瞭然。Definite jobは仕事が決まっている状態で移民することを示しているのかと予想できます。ここは共通点として使えそうですね。

次に相違点。Formal studyとLooking for workは数字が10%以上離れており、相違点と言えそうです。No reason statedも10%以上離れていますが、Otherと同様に具体性に欠けた要素を記述することはオススメできません。何故なら、情報が少なく文章の展開ができないからです。

150文字以上書く必要があるので、共通点と相違点をただ書き出しただけでは文字数が足りないのは明らか。つまり、その内容を詳しく説明していく必要があるのです。IELTSのこのパートでは、”範囲よりも深さに重点を置くべき”。書き出す要素を探したら、あとはそこを掘り下げていくのです。

実際に文章を書いてみる

Main reason for migration to/from the UK in 2007
Reasons Immigration Emigration
1.Formal study 26% 4%
2.Accompany family 15% 13%
3.Looking for work 12% 22%
4.Definite job 30% 29%
5.No reason stated 6% 18%
6.Other 11% 14%

それでは実際に文書を書いていきます。イントロは本記事の冒頭で使わせていただいた例を引用します。

The pie charts illustrate the primary reasons why people migrated to and from the UK in 2007.(17文字)

これが表(グラフ)の概要の説明となります。

次にBP。原則、2つはBPを書くようにして下さい。時間との兼ね合いもあるので、3つでは多いと思いますので。”BP2つ書くもの”と考えてもらって問題ありません。

Firstly, the percentage of people who left and came to the UK to accompany to their family is approximately the same rate, 15% and 13% respectively. In addition to this, the proportion of people who immigrated and emigrated to the UK is also nearly the same rate, 30% and 29% respectively. There were similar trends between this  immigration and emigration. (62文字)

Secondly, there were a large number of immigrants of the UK, which accounted for just over a quarter(26%), whereas the minority of emigrants, 4%, left there with this reason. However, the percentage of people who came to the UK in order to look for job is 12%, while the proportion of people who left there was more than a fifth(22%). (62文字)

ここまでで合計139文字です。150文字まであと少し。

最後は要約パラグラフで締める

BPが書き終わったら、最後はグラフを要約します。ここまでできて1つのパッセージが完成です。ポイントは長くなりすぎないこと。パッセージ全体のバランスを保つ為です。”全体をざっくり言うとこんな感じ”になりますということを最後に書いて締めます。

Main reason for migration to/from the UK in 2007
Reasons Immigration Emigration
1.Formal study 26% 4%
2.Accompany family 15% 13%
3.Looking for work 12% 22%
4.Definite job 30% 29%
5.No reason stated 6% 18%
6.Other 11% 14%

では何を書いたら良いのか?そこで注目してもらいたいのが、Looking for workとDefinite jobです。ここの共通点は何だと思いますか?

そうです。『仕事』となります。なぜなら、Looking for workとDefinite jobを足すと、Immigrationは42%(12%+30%)、Emigrationは51%(22%+29%)となります。これは、移民全体の理由の大部分を占めているのが『仕事』ということを意味しているのです。どうやらこのポイントが要約に使えそうです。

In summary, the principal factor of this migration is employment. More than 40% of immigrants decided to come to the UK and more than half of emigrants resolved to leave here so as to work.(35文字)

全体をまとめると下記のようになります。

The pie charts illustrate the primary reasons why people migrated to and from the UK in 2007.Firstly, the percentage of people who left and came to the UK to accompany to their family is approximately the same rate, 15% and 13% respectively. In addition to this, the proportion of people who immigrated and emigrated to the UK is also nearly the same rate, 30% and 29% respectively. There were similar trends between this immigration and emigration.Secondly, there were a large number of immigrants of the UK, which accounted for just over a quarter(26%), whereas the minority of emigrants, 4%, left there with this reason. However, the percentage of people who came to the UK in order to look for job is 12%, while the proportion of people who left there was more than a fifth(22%).In summary, the principal factor of this migration is employment. More than 40% of immigrants decided to come to the UK and more than half of emigrants resolved to leave here so as to work.(計174文字)

どうでしたか?グラフ問題のポイントが何となく掴めて来たでしょうか?

グラフ問題のポイントは”着目する箇所”にあります。説明するポイントを素早く判断できる資質が問われます。次回記事ではTask1で出題される別のパターンについて書きます。

記事が気に入ったら
Kobatripを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。

Kobatrip | コバトリップ

関連記事

  1. IELTS

    #17. IELTSリスニングのポイント 【予測力】 1/4

    今日から4回にわたり、IELTSのリスニングのポイントを書きます。…

  2. IELTS

    #11. IELTSの『リーディング』ってどんな内容なの?

    読書は好きだけど、英語となると途端にアタマに入らなくなる。…

  3. IELTS

    #15. IELTSライティングTask2 【結論】 3/4

    本日はIELTSライティングTask2のConclusion(結論)に…

  4. IELTS

    #5. TOEIC? それともIELTS?

    皆さんこんにちは。最近、1日2食生活のHIROです。昼食を食べていない…

  5. IELTS

    30. “数字”に関する英語表現

    皆さんこんにちは。HIRO(@takahiro_k18)です。…

  6. IELTS

    #14. IELTSライティングTask2 【ボディ パラグラフ】 2/4

    本日はIELTSのライティングTask2のBody Paragraph…

Takahiro Kobayashi
@takahiro_nz

  • 【ブログ更新】#248. ダルビッシュ有選手から学ぶ『マインドセット』 https://t.co/ME3tKhXIKq
    about 3日 ago
  1. English

    127. 人間、必要に迫られければ取り組まない。
  2. MBA

    54. MBA取得はアメリカだけじゃない!
  3. English

    173. 脳は「身体の動き」に騙される?
  4. ビジネス

    117. つまり、疑問に出会う「数」を増やすことが重要だ。
  5. ビジネス

    131. 脳の勘違いを引き起こすために、妄想を綴る。
PAGE TOP