IELTS

#11. IELTSの『リーディング』ってどんな内容なの?

受験生
はぁ..IELTSを受けようと思うんだけど、どんな内容かさっぱりわからないわ。

IELTS仙人
わしはIELTS仙人。悩めるキミに今日はIELTSのリーディングについて教えよう。

読書は好きだけど、英語となると途端にアタマに入らなくなる。

そんな人は多いかと思います。

IELTSでもリーディングのセクションがあります。「うわー」と思わないでください。

敵を倒すには、敵を知ることが大事。そのうえで効率的に対策を立てていきましょう。

まず、IELTSのリーディングは全体の二番目に実施されます。制限時間は60分、3つのパッセージを読み、計40問の問題を解くことになります。

『時間との勝負』といっても過言ではありません。

アカデミックでも難易度はそこまで高くないのですが、とにかく文字数が多い。60分で3パッセージということは1つにかけられる時間は20分程度。

文章を丁寧に読んでいる暇はありません。

しかもマークシートではなく、全て記述式。選択肢問題もあるのですが、文章中から該当単語を抜き出す問題もあり、時間不足による焦りから、スペル間違いが頻繁に起こります。

このようにIELTSリーディングは

『パッセージから設問内容の周辺箇所、答えが書かれている周辺箇所をすばやく見つけだし、そこ正確に読み答えを探すゲーム』

となります。

ただし、悲観することはありません。どんなに文量が多くても、答えは文章中に書いてあります。その箇所をいかに早く見つけられるか、ここさえ徹底できれば得点できます。

高得点を目指すには『どのパラグラフがそのパッセージにおいてどんな役割、内容を説明する為に置かれているのか』、ここをすばやく把握する必要があります。

いわゆるスキャニングというやつです。

スキャニングとは

最初のパラグラフ全体とその他パラグラフの第一文のみを読んで、どこになにが書いてあるか大雑把に把握するテクニック。

ここで気をつけてもらいたいのが、『テクニックだけを最初から追い求めてしまってはダメ』だということ。

私は「文章を正確に読める能力を付けた人がスキャニングをするからこそ意味があるのでは?」と思います。

つまり、読もうと思えば正確に内容を理解できるようになることが優先です。

もちろん回答が書かれている箇所をアーチェリーのように一点で射抜く事は至難のワザなので、まずはその回答が書かれていそうな箇所を探し出して、周辺を読み込む。

そして正確に内容を理解して設問で聞かれている答えを探すこと。『いかに回答に関係ない箇所をすっ飛ばして、読むべき箇所を見つけ、そこを正確に読めるか』。

これが重要です。

案外漠然とした理解なのにも関わらず、自分は正確に理解できていると思ってしまう人も多いかと思います。

事実、自分がそうでした。理解度というものは正確な指標がなく、人の主観よります。自己評価が甘い人もいれば厳しい人もいます。アテになりません。

選択肢をなんとなくで選んで正解しても安定したスコアは期待できません。

文章のどこにこの設問の回答が書いてあるか、言葉で説明できること。これが本当の実力だと思います。これが徹底出来れば、安定して得点できるようになります。

私は自分の読解力不足を棚に上げて、時間があれば回答できたのに..と自尊心を優先するところがありました。でも実際私に足りていないのは、早く読む前の段階。つまり『正確な理解』だったのです。

正直に自分の弱点を見極めてから取り組まないと『間違った努力』に終わります。

自分は『正しい努力をしているか?』と自分に問いかける習慣を持って下さい。これは英語でなくとも役に立ちます。

「時間書ければ、分かるのか、それとも時間かけても間違うのか?」

時間かけて理解できるならば、繰り返し問題を解く、もしくは読む量を増やすために英文の本を買ったりして、鍛える箇所に時間をかけるべきです。

一方で、時間をかけても正解できない人が取り組むべきことは、早く読もうとすることではなく、まずは正確に読める練習をすること。そこためにボキャブラリーおよび文法の強化を優先すること。

時間をかけて読めないのに、早く読もうと思って読めるはずがありません。

英文の構造を理解できる頭にしたうえで英文を読みこまないと、どこを鍛えているか理解していないで筋トレしているようなものです。これでは非効率な状態です。

答えは全て書かれているので、パッセージを正確に理解できれば設問は全問正解できるはずです。もしその文章が日本語でかかれていれば皆さんならば時間内に全問正解できると思います。

英語を正確に読めてないから正解がわからないのです。

正確に理解できていれば、選択肢で『Aか、Bかが正解だ。もう一度確認してみよう』というような時間のムダを省けます。

また、正確に読めないのに早く読もうとすると、一見時間を削減できているように錯覚しますが、実は内容が頭に入っておらず、設問に対応できなかったり、何度も読んだりと結局時間がムダになります。

リーディングに効果的なボキャブラリーの強化方法の1つとして、単語を覚えたら合わせて『名詞、動詞、形容詞、副詞の4つの品詞を確認しておく』ことをオススメします。

文章中では自分が覚えた通りの品詞で出会える可能性は高くはありません。

皆さんに馴染みの深いsuceess(成功)で例を挙げると

success『名詞』 succeed『動詞』 successful『形容詞』 successfully『副詞』

これを抑えておきます。この方法は品詞が変化しても正確に内容を理解するために有効です。

以上を意識した上で、リーディングの練習に取り組んでみて下さい。

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@takahiro_nz

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