IELTS

#12. IELTSのリスニングってどんな内容なの?

さて本日の記事はタイトル通りIELTSのリスニングの入り口へのご案内。これまでIELTSのライティング、スピーキング、リーディングの入り口へとご案内させていただきましたが、リスニングが最後のセクションとなります。

と言っても現在もIELTSコースで毎日学んでいるので、そこで学んだポイントについて引き続きこのブログを通じてホットな情報をお伝えしていきたいと考えています。このブログで情報をまとめるプロセスで頭が整理され、記憶の定着にも役立つので私にとっても良いことだらけなのです。

まず始めに、リスニングは1番最初に実施されるセクションとなります。時間は40分、うち問題を解く時間が30分、残り10分は何の時間かと言うと、解答用紙に答えを記入する時間となります。

リーディングと同様に全て筆記式。リスニング中は丁寧に答えを書いている余裕などないので、最後の10分間はIELTS運営者さんのお心遣いです。ありがとうございます。しかしスペルを間違えれば、聞き取れていたとしても得点できないので注意が必要。

また全ての問題が一度しか放送されないので、聞き逃せば二度と答えはわかりません。これにより個人的には一番肩に力が入るのがリスニングです。

IELTSのリスニングで重要なこと、それはズバリPrediction です。これは予測・推測という意味。空欄を埋めるディクテーション(聞いたものの書き取り)の問題が多いので、前後の文脈から空欄箇所にはどんな内容の言葉が入るのかを事前に予測しておくことが非常に有効です。なぜならIELTSでは放送が流れるのはたった1回きりですから。

幸いにも各々のパートが始まる前に問題を読む時間が30秒間ずつ与えられます。そうです。この時間でPredictionします。

イメージとしては回転寿司。

自分が取るべきサーモン(ネタ)が流れているのを待ち構えて、いつでもピックアップ出来る体勢にしておくこと。このネタを決める手段がPredictionになります。大事なので何度も繰り返しますが、1度しか放送されないからこそ、このPredictionが大事になってきます。

He will become  _  next month.(彼は来月_になります)

このように空欄の前後にはヒントが必ず存在します。その空欄に場所が入るのか、数字が入るのか、人物名が入るのか、あらかじめキャッチするネタを把握して待ち構えて下さい。放送中に『そろそろ流れてくるな、来い!』と思えれば半分勝負ありです。

この例では文法上、名詞か形容詞しかない。うーん職業かな、年齢かな?と思えればOK です。Predictionの効用として、聞き取ることに対するアンテナが高くなり、フィルターの編み目も細かくなるので、何も準備していないときよりも聞き逃す可能性は断然低くなります。IELTSはディクテーション問題が多いので、凄く役に立ちます。

またこれはリーディングについても言えることなのですが、回答の条件をしっかり読むこと。これは軽視しがちなのですが、実はもの凄く重要。

例えば、例題の条件として下記が書かれていたとします。

White No more than three words or a number.(3ワードまでもしくはナンバーで回答するように)

この場合、答えが18歳であれば、eighteen year oldと書いていただいて問題ありません。正解です。

しかしこの条件が2ワードになったり、ときには1ワードになったりと毎回変わります。

同じ問題でも、No more than two wordという条件与えられていれば、eighteen year oldと記入できても点数ゼロです。eigghteenもしくは数字で18と記入する必要があるのです。(数字で書いてもOKなので、こちらの方がスペルミスの心配なくでオススメです)

これは文章中から答えを書き出す問題があるリーディングでも同様の条件が書かれていますので、必ず読んで下さい。

回答が分かっていたとしても、条件を違反していれば、聞き取れなかった人と同じ扱いとなります。つまり得点ゼロ。スペル間違えか、うーん0.5点あげちゃう!なんてことはありません。

これはスペル間違えではないですが、最初の文字を大文字で書くべきところを小文字で書いても間違い扱いされますので、この点んも要チェックです。

また、人間は自分の発音できない音を聞き取るのは至難の技ということも頭に入れておいてください。日本の高校・大学受験では、英語の発音の試験は課されないので、自分オリジナルの発音やアクセントで覚えてしまっている単語も多くあると思います。受験では単語を見て意味さえ分かれば問題ないので、正確な発音で覚えなくとも何とかなってしまいますよね。

実際に留学してから自分が自信を持って話したとしても伝わらなかったり、相手の言葉を聞いて『自分が思っていた音とは違う…』と感じる場面は多く出くわすと思います。『自分が覚えている発音は、自分の思い込み発音の可能性がある』と頭に入れておくと良いと思います。

例えば私の場合、

Majority(多数派)

私がこの単語を覚えたのは大学受験の頃でしょうか。当時は発音記号の存在すら知らなかったので、スペルの長い単語は自分で覚えやすいよう下記の発音して覚えていました。

「メジャーリティ」

しかし実際にはマジョリティと発音されるので、リスニングで出会えたとしても全く違う単語に聞こえてしまいます。つまり知っている単語なのですが、リスニング上では『知らない単語』扱いとなります。そうなるともちろん意味も理解できないですよね。

発音記号とCDを使って単語の音を矯正していくことも単語のブラッシュアップの時に有効です。カタカナでの覚え方は実践向きではないのでオススメできません。カタカナで単語の発音を覚えている方は今すぐにこの方法を卒業して発音記号で覚えることが次のレベルに進む為に必須です。

次にIELTSリスニングの問題内容についてざっとご紹介します。リスニングは3パートで構成されています。

パート1はディクテーション(書き取り)問題。シチュエーションは1対1の会話。何かの買い物であったり、銀行の口座開設等、日常場面でのやり取りが放送されます。このパートでは、名前のスペルや誕生日、電話番号、住所や通り名、何かの日時の書き取り等がメインになります。

問題の中には、言い間違いを含めてくる等、受験生を惑わしてくるものも頻繁にありますので、可能性もありますので十分注意が必要です。

またIELTSはイギリス英語なので、55等の連続した番号はダブル ファイブと読まれます。アメリカ英語ではファイブ ファイブですので、数字がどう読まれるか復習しておいた方が良いです。数字の書き取りは少なくとも1問は出ます。

幸いな事に各々のパート終了後に30秒間のそのパートの答えを確認する時間がもらえます。

パート2はディクテーションで表を埋める問題または地図から場所を探す問題になるかと思います。放送が流れる前に30秒間の時間が与えられるので、こちらでもPrediction。(パート1の終了後の30秒と合わせれば1分間。ここで1分間の有り難みが身にしみて分かります)

地図問題であれば、何の位置を聞かれるのか、話はどこの位置からスタートするのかこちらを確認しておきます。どちらの問題形式にせよ、基本1対1の会話。

パート1にも言えますが、一度しか聞けるチャンスは無いので、一度迷子になるとドミノの倒し、壊滅状態になります。これは最も避けるべき状況。

仮に1問聞き逃したとしても、そのショックで放送を見失わないよう、気持ちを切り替え迷わず次の回答が読まれるのを待ち構えていて下さい。そうでないとあなたの大好きなサーモンが通り過ぎてしまいますよ。

大事なのは1問を得点しようと思って結局2問捨てる羽目にならないこと。1問聞き逃しても、これくらいくれてやるよ、と考えているくらいで丁度良いかと思います。他で取ればいいんです。完璧主義は大敵です。

パート3も1対1の会話。これはA〜Dの4択から正解を選ぶ問題とディクテーションのコンビネーションです。パート1からパート3に進むにつれて問題の難易度も上がり、選択肢問題からディクテーションまで一気に読まれますので、最初に与えられる30秒間(パート2の最後にもらえる30秒と合わせれば1分間)がもの凄く重要です。ここで回転寿司のネタ探し、いやPredictionを行います。

そして最後に10分間、解答用紙への答えを移す時間が与えられ試験終了になります。

IELTSのリスニングのイメージが湧いてきましたか?百聞は一見に如かず。この内容のイメージを鮮明なものにする為に参考書で一度テスト形式を解いてみることをオススメします。そうすれば、このブログを見返していただいたときより内容が頭に入ってくると思います。そして何より自分にとって何が不足しているか、どこを鍛えるべきか分かります。ここからが本当の意味で学習スタートですから。

《本日のまとめ》

  • IELTSはリスニングは1番最初のセクション。3パート計40問で構成。30分リスニング、10分解答用紙へ答えを移す時間が与えられます。全てのパートが1回しか読まれません。
  • 全て記述式。もちろんスペルミスはゼロ点。回答の条件(何文字以内で回答する必要があるか)が毎回書かれているので必ず読むこと。これを違反すれば得点はもらえません。
  • ディクテーションの問題が多い。Prediction(予測・推測)で何の答えが読まれるのか予め予測し、待ち構えることが重要。回転寿司でお目当てのネタが流れて来るのを待ち構えるイメージ。各々のパートの最初と最後に30秒ずる時間が与えられるのでこの時間を使う。
  • 発音は自分の思い込みで覚えているものもある。発音記号とCDを活用して発音矯正。また数字の発音ルールについて復習しておくと有効。
  • 1問聞き逃しても、慌てず放送に乗り続けること。どこを読んでいるのか分からなくなる迷子が最悪。とにかく分からなくても放送にしがみつくこと。

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@takahiro_nz

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