ニュージーランド

#10. 『手段』と『内容』の両立

皆さんこんにちは。子供の頃から雨が苦手なHIROです。梅雨に入ったというニュースを見た日には勉強も手につきませんでした。

 

あいにくオークランドの今週の天気はずっと雨予報。雨の日は外出する気が失せるだけでなく、日光が弱いのでなんだか頭も気分もスッキリしません。何か雨の日特有の楽しみ方はないかな…

 

と愚痴をこぼしつつも家に籠っている訳にはいきません。

 

と言うのも、実は私が3月25日からMBAプログラムを受講する予定のAuckland Institute of Studies(スカイタワーから南西に約6キロのMt. Albertに位置する学校)は、MBA受講者予定者に対し、英語コースを最大3ヶ月間無料で受講できる特典を設けているのです。(他の専門科目の受講予定者にも無料コースの特典が付いています。期間は異なるようてすが)

 

そうです。英語を学びに学校に行く必要があるのです。

 

私の場合はMBAプログラム開講の3月25日まで6週間しかないので、その期間だけIELTSコースに無料で通えることになりました。(※2月25日追加:どうやらMBAコースが始まってもIELTSの授業は受けられるみたいです)

 

IELTSに関して学んだポイントを忘れないうちに皆さんにお伝えすることができる貴重な機会。(既に3週間前にこのコースは開講されている為、私はコース4週目からの参加ということになります)

 

普段私が英語に向き合っている過程で感じていること関しても書かせていただきます。英語を勉強されている方へ少しでも参考になれば幸いです。

 

本日の記事はIELTSと言うよりも、日常生活の中で大切なことを中心に書かせていただます。よろしくお願いします!

 

私にとってのIELTSコース初日の授業はSpeaking練習からスタート。Speakingを構成する3パートのうちの一番簡単なPart1の練習なので、交通機関に関する基本的な内容です。

 

3人ごとに別れての練習でしたが、この練習中に、ふと『意見の内容』というワードが突如頭にやって来ました。

 

以前は英語に話すことに精一杯でそこまで深く考えられなかったのですが、最近は自分の意見が思うように言えないとき、単純に英語という『手段』が未熟だからなのか、それとも話すべき『知識・考え』が不十分だからなのか、この原因をはっきりと見つめるべきではないか?と思うようになってきました。

 

私の好きな温泉で例えると、『源泉=知識・思考』でそれを汲み上げてくる『ポンプ=英語』です。

 

源泉がいくらたっぷりでも、それを運んでくるポンプが整備されていなかったら、汲み上げてこれないですよね。

 

一方で、源泉自体が枯渇していれば、それを伝える為のポンプをいくら強化しても、汲み上げてくるもの自体がないので意味がありません。そのポンプを生かす状況になっていない訳ですからね。

 

私を含め、多くの留学者が陥りがちなのが、ポンプを強化することに『だけ』時間を使ってしまうことだと思います。しかし英語とは本来、知識・思考を伝える為の『手段』であるべきで、それを通じて伝える『内容』こそ重要。

 

もちろん留学はこの『ポンプを強化する』為に来ているのですが、同時に汲み上げてくる『源泉』を蓄える為に、知識・思考という『地層』を同時に掘り続ける必要があります。

 

当たり前ですが、英語圏では小学生でもしっかりと英語を話せます。この英語という手段を使って何をするかが重要です。

 

と言いつつも正直な話、私の現状に関して言えば、環境等の基本的なテーマでさえどこかのニュースで聞きかじったような内容が浅く、表面的な意見しか答えられません。(もちろんこれには英語力不足という原因もあるのでしょうが…)

 

ここで問題なのが、日本語で話すことを許可されたとしても意見の内容が大して変わらないということ。つまり、手段を強化しながら、同時に内容を深く掘り続けていかないと良質な源泉を汲み上げることができないのです。

 

今日の授業で感じたこの考えはSpeakingのみならず、Writingにも該当することです。(SpeakingとWritingは共にアウトプット型の分野なので、相関関係が非常に多い)

 

例えば両者で非常に大事なポイントは、相手が聞いている内容の正確な理解

 

野球で例えるならば、キャッチャーにカーブを要求されているのに、160キロのストレート投げれたとしても、その選手の評価はゼロです。

 

相手の質問を正確に理解し、それに正確に返答できてこそ、言葉の価値が出る。的外れなこと内容を一生懸命、完璧に表現しても残念ながらその時間と努力は水の泡です。

 

自分は頑張って話したぞ!どうだ!というだけの自己満足ですね。相手にとっては非常に迷惑です。

 

相手の聞いている内容の正確な理解からコミュニケーションはスタートします。

 

さらに特にSpeakingで大事なとしてもう一点お伝えしたいのこと。

 

それは『難しい言葉を簡単な表現で言い換えるセンスを養うこと』。これも本当に大事。

 

例えば『採点』という言葉(この言葉はそんなに難しくはないですが…)。

 

英語ではremarkと言いますが、この単語が思い浮かばない場合、皆さんだったらどうします?

 

その言葉を頭から絞り出し、思い出す努力も大事でしょう。そもそも英語で覚えていない場合もあります。

 

でも会話はテンポも大事。いちいち辞書で調べている暇などありません。

 

そんなとき私が意識していること。

 

それはその言葉を噛み砕いて説明すること。つまり『定義』または『状況』を説明することです。

例えばremarkの例を用いるとこんな感じ

『定義』→Marking an exam again.(テストをまた採点すること)

(辞書の定義とは異なっても全く問題ありません)

『状況』→When you can’t be satisfied with the result, you can ask a teacher to mark it again.(あなたがテスト結果に納得できなかった時に、先生にまた採点をお願いできる)

 

こんな感じで自分の知っている単語を組み合わせて、簡単な言葉に言い換えてあげることで、相手に推測してもらえます。

 

これを意識して日常を過ごすだけでも、意識しないとでは後々大きな差が生まれます。これを意識して繰り返し繰り返し積み重ねること。

 

ビジネス会話等が難しく捉えられるのは、こういった簡単な言い換えではなく、難しい単語でそのまま会話が続けられるから。

 

相手が非ネイティブの場合、難しい単語だと知らない可能性も多いにあるのでこの方法は非常に有効です。

 

これは持論なのですが、私は難しい言葉でも小学生にでも理解できるように文章を作れることが、優れたスピーカーなのではないかと思います。

 

もちろん難しい単語を使えた方が良い(特に文章を読むとき)に越したことは言うまでもないのですが、難しい言葉噛み砕いて分かり易く説明できることは非ネイティブと会話する際には特に重要です。

 

『どうだ難しい単語を知ってるぜ!』とお披露目したい気持ちは私も十二分に持っています。

 

しかし冷静に考えてみると、相手に通じなければ自分が創り出したそのセンテンスの価値はゼロであるという事実。

 

言うまでもなく会話は相手も理解できて始めて成立します。相手の頭の中にある要素を使って説明してあげられるスキルを身につけること。ここが本当に大事だと思います。

 

将来的にビジネスの場で英語を話す方は非ネイティブとの会話の機会も多いと思います。また旅行でアジアへ行くとしても非英語圏ですよね。

 

そんなことを感じた1日でした。次回のブログはIELTSについてご紹介したいと思います。それではまたお会いしましょう!

記事が気に入ったら
Kobatripを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。

Kobatrip | コバトリップ

関連記事

  1. ニュージーランド

    72. 世界を旅するたこ焼き屋さんの講演会に参加してきた

    本日は祝日。オークランドで開催された森田松之助さんの講演会に参加してき…

  2. English

    180.「社会人留学」に関して私の意見を書いてみる。

    留学は自分が行きたければ、行けばいい。それは学生でも社会人でも…

  3. ニュージーランド

    82. 未知との遭遇

    初めて車上荒らしに遭いました。場所は私が通うAuckl…

  4. English

    #212. さて、初心に帰ろう。

    私がオークランドに来てから9ヶ月が過ぎた。最近、自分の使ってい…

  5. MBA

    59. マインドセットって何なの?

    皆さんこんにちは。HIRO(@takahiro_k18)です。…

  6. MBA

    54. MBA取得はアメリカだけじゃない!

    皆さんこんにちは。HIRO(@takahiro_k18)です。…

Takahiro Kobayashi
@takahiro_nz

  • 【ブログ更新】#248. ダルビッシュ有選手から学ぶ『マインドセット』 https://t.co/ME3tKhXIKq
    about 3日 ago
  1. ビジネス

    157. 依頼を断っても信用は失わない。やると引き受けたのにやらないと信用を失う…
  2. ビジネス

    200. 「終わり良ければすべて良し」は本当なのか?
  3. MBA

    186. ベストを尽くす!!より、ベストコンデション!!
  4. ヘルス

    67. この人生を楽しむには、健康でなければならない
  5. ビジネス

    #8. モーニング・パーソンのすゝめ
PAGE TOP