思考

(日本語) #250. NZにあるホットウォータービーチの人気について考えてみる

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ニュージーランドの北島にコロマンデル半島(Coromandel Peninsula)というエリアがある。

先日、ここに行ってきた。

コロマンデルにはホットウォータービーチ(Hot Water Beach)という名のビーチがあり、その名の通り砂浜を掘るとお湯が湧き出すビーチだ。自分の手で温泉が作れるので家族でもカップルでも楽しめ、この日も平日であるにも関わらず大勢の人たちで賑わっていた。

その日はビーチから徒歩10分ほどの位置にあるTOP10というキャンプ場に宿泊。ここでスコップも借りることができ、手作り温泉も堪能。

うむ、まんぞく、まんぞく。

この記事で僕が書きたいのは、そんな魅力的なコロマンデルの紹介ではなく、「なぜホットウォータービーチが流行っているのか?」という自分なりの分析。そしてこのコロマンデルの特徴を活用したキャンプ場のマネタイズに関して思いついたことを書いてみる。

おそらくホットウォータビーチが人気な理由は下記のような点にあると思う。

1.ホットウォータービーチという誰もが「んん?」と『確認作業』したくなる命名
2.TOP10キャンプの集客が見込める場所に陣取る作戦
3.スコップを貸し出すだけで、お手軽マネタイズ
4.自分たちで、穴を掘るという『アクティビティ感』
5.ビーチで遊ぶのにお金はかからない

最初にお湯が出ることに着目した人は鋭いと思う。「あっビーチを掘るとお湯が出るんだ!」と。でもこの『お湯が出る現象=売れる』と結びつけた人はマーケット感覚が鋭いと感じる。「この特徴は売れるな」→「ホットウォータービーチと名付けて集客しよう!」というアイデアが浮かんだのだろう。

人間はルーブル美術館にあるモナリザのように、『確認作業』を目的に行動を起こす性質があるようだ。このビーチが仮に『コロマンデルビーチ』だったとすれば、ここまでの集客は見込めなかったと思う。というわけで、売れる価値に気づき、ホットウォータービーチの命名者はすごい。

そして、TOP10キャンプは『陣取り力』がある。これは『既に集客がある場所』に自分から動いて商売を始めること。集客は既にできているので、あとは自分たちのキャンプ場にいかに誘い込むかどうかだけに集中できる。これをニュージーランド中に展開している。TOP10が出陣する場所は、何かしらの集客スポットが存在しているはずだ。

彼らはスコップは5ドルで貸し出すことで、マネタイズしている。他のビーチでは最高級のスコップをいくら揃えても、マネタイズはできない。この場所だからこそできるマネタイズ。こういうマネタイズの方法は、ただ気づいていないだけで身近な場所でも転がっていそう。

ここでは自分たちで、穴を掘るといるアクティビティ感も得られる。そしてこの多少の苦労があることで、その後の温泉が『ご褒美』となり、満足感が上がるうまい仕組み。最初から温泉が用意されていたら楽だけど、何か物足りない。うまい仕組みになっている。

ビーチはもちろん無料。ここも大きいが、僕はお金を$20くらいなら入場料を取っても集客は維持できるのではないかとも思っている。まぁお客さんという立場からすればありがたい。

干潮が夜にあるときは、プロジェクトマッピングとコラボしてエンターテインメント感を出すことでいつもと違った雰囲気を出すとさらに流行るとも思う。特にカップルには人気が出るのではないだろうか。逆に朝に干潮を迎える場合、ヨガとコラボしても面白そう。日の出とともにヨガ&温泉なんて最高じゃないか。

自然との両立を考慮し、もっとエンターテインメント感を押し出してもいいのではないだろか。

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Takahiro Kobayashi
@takahiro_nz

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