ビジネス

#233. 「マネージャー」と「リーダー」に求められる役割の違い

「マネージャー」と「リーダー」

この両者の違いを言葉で説明できるだろうか?

ビジネスの分野では、「マネージメント」と「リーダーシップ」という分野があり、この両者は混合されやすい。そこで私自身の頭の整理も兼ねて、この両者の違いについて考えてみる。

この二つはスポーツの「監督」と「キャプテン」に置き換えるとわかりやすい。

「マネージャー=監督」

「リーダー=キャプテン(主将)」

読売ジャイアンツの監督は高橋由伸監督だし、キャプテンは坂本勇人選手だ。

サッカー日本代表の監督はハリルホジッチ監督だし、キャプテンは試合にもよるが長谷部誠選手が務めることが多い。

この両者の違いは何か?

もちろんチーム内での「役割」が違う。

まず、監督にはミッションが与えられる。

ミッションとはリーグ優勝やワールドカップベスト8といったチームが成し遂げるべきゴールのこと。この目標を達成するために組織に雇われる。

そのプロセスにおいて、チームの方針または戦術といった「フレームワーク」を決める。そして必要な資源(プレーヤー)をピックアップし適材適所に配置し、試合の状況に応じて入れ替え、さらに指示を出す。

つまり目標に到達するための「選手のコントロール」が監督の役割だ。チームのゴールという道筋に沿って、逸れているようであればチームの舵をとり、軌道修正を図る。

チームの方針・戦術・プレーヤーの適材適所への配置・コントロール。

これがマネージメント。

一方、キャプテンはプレーヤーの中から監督に選ばれる。

チームは考え方もプレーのタイプも異なるプレイヤーで構成されている。キャプテンはこれをまとめて、チームとして同じ方向に彼らを向ける必要がある。

そして、キャプテンは、チームのメンバーのモチベーター的な役割もある。

プレイヤーのメンタルのコントロールし、メンバーの意識をチームの方針にマッチさせる。メンバーをインスパイアーし、モチベーターとなり、ひとりひとりが能力を最大限に引き出せるようにサポートする。

さらに、監督の意向を簡易化してチームのメンバーに浸透させる役割もある。

メンバー同士の潤滑油的な役割も担っている。チームが危機的状況になれば、率先して解決することを求められているし、メンバーが監督の方針・戦術に不満を感じているようであれば、彼が監督と話すことでチームを健全に保つ。

つまり、プレイヤーのメンタルにフォーカスし、彼らの能力を最大限引き出し、チームを統一させること。そしてメンバーの意向を監督に伝えて、両者の考えの相違を最小化すること。

これがリーダーシップだ。

このように好きなことに置き換えて考えると、理解しやすい。

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